発達特性外来の年齢別ASD,ADHD構成比をまとめてみました

発達特性外来の年齢別ASD,ADHD構成比をまとめてみました

私の勤めている新津田沼メンタルクリニックでは、発達特性外来を設置して3年半が過ぎました。大分来てくださる方も増えたので、これを機にしっかりとまとめてみたので、時々ご紹介したいと思います。

今日は、外来にいらした方のASD,ADHD構成比をまとめてみたのをどうぞ。

年齢別の、ASD診断、ADHD診断、そして両者の合併診断をした方々の構成比と、男女別ですどうでしょうか。一見しての特徴は、10代20代ではASD診断と合併診断が多く、30代40代ではADHD診断が多いですね。そして、男性の中心層はASD、女性の中心層がADHDであることに気づきます。クリニックでは基本的に中学生以上の方を診ることになっているので、そこで若干のバイアス(年少者が受診しない)ということがありますが、ASD的特徴は若い頃から受診動機になるということでしょう。支援が早い頃からが望ましいことを考えると良い傾向に感じます。

一方で、とても特徴的なのが、ADHD受診層で、30代、40代のとりわけ女性が多い。

実は小児科の医師と話すとそこに違和感を感じるようで、「ADHD単独診断は小児科では少ない」「ADHDはどの教科書を見ても男性優位なのだが、これを見ると違うのはなぜ?」と聞かれます。

実際まとめたらこうなった、ということなので、なぜ?、に答えるのは難しいのですが、確かなのは、少なくても大人で受診を考えている方々では、「ADHD単独診断される方が多い」のと、「女性にもADHDの方が沢山いる」ということではないでしょうか。

これが私のいるクリニック独特なことなのか、一般的に言えることなのかは知りたいところです。