「依存」について就労移行支援事業所で考えてきました

「依存」について就労移行支援事業所で考えてきました

弊社では時々就労移行支援事業所に赴いて、1時間半〜2時間程度のプログラムをさせてもらっています。

先日は「依存にならない脳の作り方」というお題で私が話してきました。参加者は支援事業所の利用者さん7名の方です。

「依存」…と聞いて皆さんは何を思い浮かべますかね?

アルコール、喫煙、薬物、危険ドラッグのような物質系の他に、スマホ、ギャンブル、SNS、ゲーム、買い物のような依存対象が行為にあるもの、それに、恋愛、セックス、宗教のような関係性に依存する…えらい沢山あるものです。私は…そうですね、スマホに依存かな。アイオワ州立大学のスマホ依存チェック表を参加者の皆さんにもやってもらいましたが、私の場合は中等度依存と判定されてしまいます…。

さて、そんな色んな依存がある中で、今回私が話したのは、次の2つについて。

1.ギャンブル的な思考を例に、 多くの人が条件によってはある種の依存に向かってしまう、いわば「依存脳」を持っている

人間ってすごい不思議で、冷静に考えたらこっちだよな、という良い選択が頭ではわかっていても、どうしても論理的にはおかしな選択をしてしまう状況ってのがあるのです。

2. 何かに病的に依存する脳は、楽しいことを楽しいと感じる「報酬系」が弱い可能性がある。だからそれを鍛えてみよう

病的ギャンブラーには実は「報酬系が弱い=快感を感じづらい」という特徴が見られることがわかっています。さらに、何かに依存するときには、その行為が「満たされない」感情の代償行為であることも多い…つまり「報酬系を鍛える=小さなことでも喜びを見つけていく訓練」ができれば、依存しない脳ができるのでは?と考えています。

そんなわけで、まずは「ハマりやすい」人の脳の特徴を解説しました。その上で、報酬系を鍛える、というのはなかなか難しいと思うのですが、ポジティブな気持ちを保つためにどうしようか、という観点からの実習をして参りました。

 

皆さん、楽しく聞いてくれた…はずです。