小児の慢性疼痛の背後に発達障害特性があった症例

小児の慢性疼痛の背後に発達障害特性があった症例

今回紹介する研究はスウェーデンからの症例報告です。

主人公は、慢性疼痛のために学校に行けなくなってしまった6歳の少女です。

小児の慢性疼痛は比較的良く見られます。慢性疼痛へのアプローチは、疼痛そのものを完全に無くすのではなく、疼痛がありながらも行動拡大を考えていくように心理療法を施していくことが必要ですが、それでもなかなか難しいものです。

本症例は、これまでに気づかれていなかった発達障害特性に気づき、特にADHDへはコンサータも用いることが疼痛を和らげ、登校もできるように生活の質が改善した事例です。

慢性疼痛へのアプローチだけでなく、発達障害の特性への対応が必要な児は実は結構沢山いるのかもしれません。

ライデック代表 松澤大輔