カナダにおけるADHDと恋愛

カナダにおけるADHDと恋愛

発達特性のある思春期の子たちの恋愛事情in カナダです。

ADHDは衝動的であり、依存しやすい特性を持っていることから多人数の性交渉相手を持ったり、離婚回数が多いなどと海外教科書には記されたりしていますが、実際どうなのでしょう?

今回紹介する研究では、カナダの中高生13歳から18歳までの男女で、ADHD特性を持つ子たちと、そうでない(定型発達:TD)の子たちの恋愛事情、特に性交渉の経験数などを比較しています。

著者たちの予想よりも、特にカナダのADHD特性持ちの少年はカジュアルにセックスをし、相手を取っ替え引っ替えしている様子が伺えます。暴力的な行動に特性は関係なかったようです。

今回の研究がカナダの真実を表しているか、ADHDならこうだ、という結論までは導きうるものでは無いはずですが、それでも恐らく日本とは随分違う印象を持ちますね。外来で接していると、日本のADHD持ちの特に男子は、むしろ奥手のような気もします。ADHDだから、と一言で言えるはずもないんですが、お国柄を反映した恋愛傾向が、ADHD持ちだと強まる可能性はあるかもしれません。

 

ライデック代表 松澤大輔