tDCS(経頭蓋直流電気刺激)はなぜ効くのだろう

tDCS(経頭蓋直流電気刺激)はなぜ効くのだろう

今回もtDCSシリーズです。

研究紹介ではtDCS関係を多く紹介していますが、今日ご紹介するのは、tDCSのように電気刺激を外から与えることは、どのようなメカニズムで脳機能を変えうるのか?ということについての総説です。情報量が多く骨のある総説を当社の佐原君が頑張ってまとめてくれました。

tDCSは、最近になってますます論文が増えています。健常者の認知機能向上や、精神疾患の治療、リハビリへの応用、疼痛治療、など様々な分野に応用を期待されているのですが、メカニズムがはっきり分かっているわけではありません。

臨床家としては使うことで望ましい効果があって、安全性が高ければ、メカニズムがはっきりしていなくてもとりあえずOKです。実際、精神科薬の多くの効果もそのメカニズムが解明されているとは言い難いですし。とはいえ、仮説すらなければ気持ち悪いですが、今回紹介する総説では大きく3つの仮説を紹介しています。詳しく知りたい方は是非読んでみてください。

尚、tDCS系の話に慣れていない方は、私のblogを事前に読んでいただけるとわかりやすくなると思います。

                                 ライデック代表 松澤大輔