妊娠中のADHD治療薬使用の胎児への影響について

妊娠中のADHD治療薬使用の胎児への影響について

今回紹介するのは、妊娠女性がADHD治療薬を使用した場合に、胎児に影響があるかどうかをレビューした論文です。


ADHDを抱えたお母さんが妊娠したとき、薬は減らすor無くすべきかどうか、の判断材料の1つに使える研究ですね。

結論としては、まず心配は要りません。

妊娠中は原則薬を用いない、極力減らす、というのは胎児への影響を懸念してのものですが、多くの薬剤は実際には胎児への影響は非常に弱いものです。そのために胎盤があるので、実はそれほど心配を要するものではありません。

記事担当の佐原も書いている通り、
大事なのは、お母さんが精神的に安定していること、です。精神疾患全般に言えることですが、精神的に不安定な状態になってまで、薬をやめては本末転倒もいいところなので、必要なら服薬しましょう。

以前、授乳中のお母さんに薬はどうなのかを書いたこともあります。参考までにどうぞ。

 

                                 ライデック代表 松澤大輔